初日のセッション①

心理カウンセラーの先生との電話相談は1時間で6000円、でも初回は無料って書いてあった。

いくらプロのカウンセラーだって、自分になんてアドバイスのしようもなくて困っちゃうだろうなと思った

もし自分で自分にアドバイスするとしたら、自分はなんて答えるだろう?

「ごめんね、アドバイスの言葉もないよ。でも、がんばってね。まあなんとかなるんじゃないかな?分からないけど。はい、終了。次の方どうぞ~」みたいな?

とはいえ、具体的なアドバイスがなくても、今の気持ちが少しでも楽になればと思って電話をしたんだ。もう本当に来週まで待ってたら壊れてしまうと思って。

先生は若い女の先生。

なぜか自分、もう捨てるほどのプライドもないはずなのに、同性男性の前で弱音を吐くのは嫌なんだ。なぜか同じ男性の前で弱みを見せたくないんだ。どういう心理か分からないけど。

何から話したかは覚えてないけど、自分の今の気もちを吐き出してみた

今、46歳。今まで女性と付き合ったことない。結婚して幸せな家庭を築きたい。でももうこの歳だし、非正規雇用だし、収入もないし、女性と付き合ったこともないから何をしたらいいかも分からない。結婚式を挙げる費用だってない。もう諦めてるみたいなことを言ったと思う

まあ、気持ちを吐き出して少しでも楽になればいい、アドバイスの仕様もないだろうけど・・・同じこと繰り返しちゃったけど、そんな気もちだったんだ

いろいろ話をしたあと聞かれた

「結婚したい女性でも、どうしても式をあげたいという人と、いや、あげなくてもいいという人と女性によっても違ってくるんです。ケースバイケースです。ポンタさんは、式上げなければ結婚したくないですか?それとも実質的に家庭持てばいい。どちらですか?」

「実質的に家庭もてれば、自分は結婚式はあげなくてもいいですけど・・・」

「じゃあ、式上げないと駄目という女性と、式上げなくてもポンタさんといっしょならいいという女性とどちらが好きですか?」

「それは、あげなくても自分といっしょにいることを選んでくれる女性のほうがいいとは思います」

「じゃあ、結婚式を挙げたいと思うことで諦める必要はないですね」

すごい、そんな考え方もあるんだ、それにこの短い時間でどうしてこんなに的確な言葉がでてくるんだろう・・・びっくりした。というか自分こんな考え方したこともないし、こういう考え方もあるなんて思ってもいなかったよ

「でも自分はお金もないし、子供だってちゃんと養えるか不安です。貯金だってないし」としり込みをする自分。

そしたら先生は言ってくれた

「今は共働きをしてる家庭も多いですよね。自分一人で養わなきゃならない理由はありますか?」

「いや、それはないかなと」

「子供できても養えないから結婚したくないという女性と、共働きでもいいからポンタさんと一緒に生活したいという女性とどちらの方が好きですか?」

「それは、共働きしてでも自分と一緒に生活したいという人がいれば最高です」

「結婚してる人でポンタさんと同じくらいの年収の人っていますか?」

「自分と同じくらいの人たくさんいます」

「じゃあ、お金のことで諦める必要はないですね」

すごい、自分にちょっと前向きな感じが出てきたというのもあるけど、それ以上にこうした切り返しのすごさにびっくりした

あっ、ちなみに自分の本名はポンタではないですよ

本名で書く勇気もないし、その必要もないから、これからポンタとしてブログを書いてくつもりでいます。たまたまゲオのポンタカードが散らかった部屋の中で目についたので「ポンタ」にしました

この日のカウセリングはまだまだ続いたけど、続きはまた明日かくことにするよ

長文は疲れるから